スリルとサスペンスに満ちたストーリー!
最新のミステリー小説から特におすすめの10作品をご紹介します。
1. 『連続殺人鬼カエル男 完結編』著:中山 七里
事件のキーマンである有働さゆりは医療刑務所から脱走し、行方知れずのままだったー。 その頃、精神疾患を抱える殺人犯を無罪にした人権派弁護士が何者かに殺害される。 遺体のそばには、あの稚拙な犯行声明文が残されていた。(「BOOK」データベースより)
2. 『全員犯人、だけど被害者、しかも探偵』著:下村 敦史
社長室で社長の首吊り死体が見つかった。それに「関わる」メンバーが7人、ある廃墟に集められる。未亡人、記者、社員二人、運転手、清掃員、被害者遺族ー。やがて密室のスピーカーから音声が流れる。「48時間後に毒ガスが充満する。“犯人”だけが助かる」と言われ、7人は命をかけた自白合戦を繰り広げるがー。だけど!だけど!!しかも!!!「私が犯人よ!」「俺が犯人だ!」全員が犯人です!(「BOOK」データベースより)
3. 『歌の終わりは海 Song End Sea』著:森 博嗣
妻からの依頼は、浮気調査だった。夫の大日向慎太郎は有名作詞家だが、人づき合いもせず、妻と息子と暮らしていた。敷地内には実姉の家もあり、周辺では「姉が恋人」と噂されていた。浮気の兆候が見えぬまま、調査は続き、探偵の監視下に置かれた大日向邸で、不審な死体が発見される。(講談社BOOK倶楽部より)
4. 『夜明けの花園』著:恩田 陸
湿原に浮かぶ檻、と密かに呼ばれていた全寮制の学園。ここでは特殊な事情を抱える生徒が、しばしば行方を晦ます。ヨハンの隠れた素顔、校長の悲しき回想、幼き日の理瀬、黎二と麗子の秘密、月夜に思いを馳せる聖、そして水野理瀬の現在。理瀬と理瀬を取り巻く人物たちによる、幻想的な世界へ誘う六編。(「BOOK」データベースより)
5. 『天狗屋敷の殺人』著:大神 晃
ヤンデレな恋人・翠の婚約者として連れていかれた彼女の実家は、山奥に立つ霊是一族の“天狗屋敷”。失踪した当主の遺言状開封、莫大な山林を巡る遺産争い、棺から忽然と消えた遺体。奇怪な難事件を次々と解決するのは、あやしい“なんでも屋”!?「いつかまた会えたらいいね」-夏が来るたび思い出す、あの陰惨な事件と、彼女の涙を。横溝正史へのオマージュに満ちたミステリの怪作。(「BOOK」データベースより)
6. 『推しの殺人』著:遠藤 かたる
大阪で活動する三人組女性地下アイドル「ベイビー★スターライト」は、様々な問題を抱えて危機的な状況にあった。尊大な事務所社長、グループ内での人気格差、恋人から暴力を受けているセンター……そのような中で、“ベビスタ”はさらに大きな問題に見舞われる。メンバーのひとりが事務所で人を殺してしまったのだ。彼女の罪を隠蔽するため、三人は死体を山中に埋めることを決意して。(出版社より)
7. 『有罪、とAIは告げた』著:中山 七里
東京地裁に勤める高遠寺円は、中国製のAI裁判官“法神2号”のテスト運用を担当することに。裁判のデータを入力すると、実際の判決文とほぼ同じものを弾き出すという驚くべき精度だった。多忙を極める裁判官にとってこれは大きな福音となる。歓迎ムードが高まる中、円は一人それを受け入れられずにいた。そんなとき、18歳少年による父親殺しが起きる。裁判長は、“法神”にシミュレートさせると言うがー。(「BOOK」データベースより)
8. 『赤の女王の殺人』著:麻根 重次
松本市役所の市民相談室に勤務する六原あずさは、相談者の妻が密室から転落死する現場を目撃する。被害者が死の間際に呟いた「ナツミ」を追って、刑事である夫の具樹は捜査を始めるが、なかなか手がかりを掴めない。一方であずさの元には、施錠された納骨室でひとつ増えた骨壺や、高齢男性ばかりを狙うストーカーなど、不可思議な相談が次々と舞い込んでー。島田荘司選第16回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞。(「BOOK」データベースより)
9. 『博士はオカルトを信じない』著:東川 篤哉
丘晴人は、君立市君乃町に住む中学2年生。両親が「有限会社オカリナ探偵局」という探偵事務所を営んでいるため、町の有象無象の面倒事や困り事が舞い込む。両親の手伝いで事件に立ち会う中で、晴人が目にした数々の不思議な出来事。これって、幽霊がやったとしか考えられないー!事件解決の糸口を見いだせない晴人がひょんなことから出会ったのは、廃墟に住む、「博士」と名乗る謎の女性。「ひらめき研究所」の看板を掲げ、謎の発明に日夜没頭する彼女に事件を相談するのだがー。『謎解きはディナーのあとで』の東川篤哉が描く、連作短編ミステリー。(「BOOK」データベースより)
10. 『卒業のための犯罪プラン』著:浅瀬 明
ビジネスセンスを備えた人材の育成を目指す木津庭商科大学では、学食等での支払いのみならず、家賃の支払いや単位の売買にも使用できる「ポイント」を獲得するため、学生たちがしのぎを削っていた。家庭の都合により、突如残り半年で卒業しなければならなくなった2年間の降町歩は、不正にポイントを稼ぐ者たちを摘発する「監査ゼミ」に所属するが、ある日、その調査対象者に取引を持ち掛けられ…。2024年第22回『このミステリーがすごい!』大賞文庫グランプリ受賞作。(「BOOK」データベースより)
いかがでしたか?
これらの作品は、読者を最後まで引き込むこと間違いなしのミステリー小説です。気になった作品があったら、ぜひ手に取ってみてくださいね。
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