2027年、横浜に世界中の花と緑が集まるビッグイベント「国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)」が開催されます。開催まであと2年となり、徐々にその全貌が明らかになってきました。今回は、2027年横浜国際園芸博覧会の最新情報と、今から注目したい見どころをまとめてご紹介します!
国際園芸博覧会とは?
国際園芸博覧会は、世界中の花や植物、園芸技術が一堂に会する国際的な博覧会です。19世紀のヨーロッパで園芸展示会として始まり、1948年には国際園芸家協会(AIPH)が設立され、1960年にオランダ・ロッテルダムで初の国際園芸博覧会が開催されました。
この博覧会は、A1、B、C、Dの4つの区分があり、A1クラスは最上位にあたります。A1クラスの開催は世界的にも限られており、日本での開催は1990年の大阪花の万博以来、37年ぶり2回目となります。
国際園芸博覧会は、単なる花や植物の展示だけでなく、各国が独自の庭園やパビリオンを出展し、園芸技術の競技会やサステナブルな都市づくり、環境問題への取り組みなど、社会課題への貢献も大きなテーマとなっています。また、会場では様々なワークショップや体験型イベントが行われ、来場者が自然と人間の共生や未来の都市のあり方について考えるきっかけとなる場でもあります。
– 会期 :2027年3月~9月(予定)
– 会場 :横浜市瀬谷区・旭区 旧上瀬谷通信施設跡地(約100ヘクタールの広大な敷地)
– テーマ :『幸せを創る明日の風景(Scenery of the Future for Happiness)』
– 来場者予想:国内外から約1500万人
最新情報ピックアップ
1. 世界中のガーデンが横浜に集結
各国のパビリオンや庭園が並び、まるで世界旅行をしているような体験ができるのが大きな魅力。日本の伝統的な庭園はもちろん、ヨーロッパやアジア、アフリカなど多彩なガーデンが登場予定です。
2. サステナブルな未来を体感
今回の博覧会では「サステナビリティ(持続可能性)」が大きなキーワード。最新の環境技術やエコなライフスタイル提案、都市緑化のアイデアなど、未来の暮らしに役立つヒントが満載です。
3. 体験型イベントも充実
子どもから大人まで楽しめるワークショップやガーデニング体験、季節ごとの花のイベントも多数計画中。家族連れやカップル、友人同士でも一日中楽しめそうです。
4. フード&ショッピングも見逃せない
地元横浜のグルメや、世界各国の珍しい植物・ガーデングッズを購入できるショップも充実予定。ここでしか味わえない限定メニューやお土産も要チェックです。
今からできる楽しみ方
1. 最新情報をチェックする
公式サイトやSNSで、会場の整備状況や参加国、イベント内容などの最新情報が随時発信されています。今からフォローしておくことで、見逃せないニュースや限定イベントの情報をいち早くキャッチできます。
2. 事前イベントや関連企画に参加する
開催までの2年間、横浜市内やオンラインでプレイベントやワークショップ、ガーデニング講座などが企画される予定です。こうしたイベントに参加することで、博覧会本番をより深く楽しめる知識や仲間が増えます。
3. 横浜の会場周辺を訪れてみる
会場となる旧上瀬谷通信施設跡地や、その周辺の公園、観光スポットを今から訪れてみるのもおすすめです。会場の変化を見守ったり、横浜の街歩きを楽しんだりすることで、開催当日のワクワク感がさらに高まります。
4. ガーデニングや植物に親しむ
自宅や地域で花や緑に触れる機会を増やすのも、博覧会を楽しむ準備のひとつ。家庭菜園やベランダガーデニング、地域の花壇活動などに参加すれば、当日展示される世界各国の園芸にもより興味が湧くはずです。
5. ボランティアやサポーターとして関わる
国際園芸博覧会では、多くのボランティアやサポーターが活躍します。今後、募集情報が発表されるので、興味がある方はぜひ応募して、運営の一員としてイベントを盛り上げる体験もおすすめです。
いま注目の広報活動
2025年の今、GREEN×EXPO 2027に向けた広報活動はますます活発になっています。
たとえば、公式アンバサダーには俳優の芦田愛菜さんが就任し、さまざまなメディアやイベントを通じて博覧会の魅力やメッセージを発信しています。
さらに、「Blooming RING Action」という新しいプロジェクトもスタートしました。これは、応援のシンボル「Blooming RING」を配布し、「We are Blooming」の合言葉で参加者同士がつながる参加型のアクションです。横浜市内のイベント会場などで配布が行われ、みんなで応援の輪を広げていく取り組みとなっています。
また、公式広報誌「GREEN×EXPO 2027通信」の発行や、農・園芸業界向け専門媒体への広告出稿も行われており、イベント本番に向けて認知度アップや来場意欲の向上を目指しています。
このように、幅広い世代が楽しみながら参加できる広報活動が、開催2年前の今も続々と展開されています。
まとめ
2027年横浜国際園芸博覧会は、花や緑が好きな方はもちろん、環境問題や未来の暮らしに関心がある人にも大注目のイベントです。2年後、横浜が世界のガーデンに変わるその日を、今から一緒に楽しみに待ちましょう!
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