「朝ドラ」
NHKにおける朝8時台の帯ドラマ枠の総称である。
主人公(多くは女性)の半生・生涯を中心に、それをとりまく家族や家庭を描いたホームドラマの体制が多い。
2024年度からは、1回15分、月曜日から金曜日の週5回、半年間の放送である。
初回放送は1961年度で作品名は「娘と私」。
現在放送中の「あんぱん」は115作目の作品となっている。

私が朝ドラを毎朝視聴するようになったのは、2021年度前期放送の「おかえりモネ」からである。
きっかけは、その前作「おちょやん」の総集編をたまたま夫と視聴したこと。
「連続テレビ小説」という名のとおり、「ドラマ」を見ている、というよりは、「小説」を見ている感覚を覚え、これを毎朝少しずつ楽しむというのは悪くないと思った。
そのころ、ちょうど仕事を辞めたのと、コロナ禍が重なって再就職することにも不安を感じながら、毎日を家で過ごしていた。
今となっては、少しでも「毎日の習慣」のようなものを持ちたかったのかもしれないとも思う。
それからは、パートで仕事を始めてからもずっと朝の15分は必ず朝ドラの視聴を欠かさない。
幼少期の頃、1983年4月から1984年3月まで放送されていた「おしん」に両親が夢中になっており、それを学校に行くまえになんとなく一緒に見ていた記憶がある。
「おしん」はNHK放送開始30周年作品として、半年間ではなく1年間放送された。
特におしんの少女期は両親がとても熱心に見ていて、時には涙を流しながら朝食を食べていた。
今ではすっかり夫から「朝ドラおばさん」と呼ばれ、現在放送中の作品だけにとどまらず、BSや昼に再放送されている過去の作品も毎日見ている。
歴史上の人物をモデルにしたものも多く、戦前・戦後などの様子が描かれたり、女性が弁護士やデザイナー、陶芸家などの道を切り開いていく作品だったり、
「こんな生き方もあるんだ」「こんな時代があったんだ」と、自分の中で気づきがあったり、影響を受けたりもする。
朝の15分、そんな時間を持てるのはちょっといいなと思う。
今後もどんな物語に出会えるか、楽しみだ。
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